中央広場
2026年6月1日
「よろしく、えっと…」
こんないっぺんに名前は覚えきれないので、とりあえず聞いたヒトたちの名前をできるだけ覚えておこうと思うことにしました。
「じゃあ、ボクはダイナー行ってくる。
町長にあったらよろしくって伝えておいてね」
「あ、えーっと」
そういえば、自己紹介もまだだったな、と気がついて。
「ボクはビィ。
ウース族のビィ。旅をして…とはいっても、旅を始めたばっかりだったんだけど。
招待状をもらったから、ここに来てみた。
よろしくね」
「ダイナー?」
って…なんだろ、と思いながら、でもきっと食べ物を提供する場所なんだろうな、と一人で理解した気になります。
遊牧民で育ちましたから、お店の類にはあまり馴染みがないのです。
「うん、そうだな。行ってみよう。
街にあるほかの場所も知りたいし。
投票はもう何日か期間があるらしいけど」