ダイナー
2026年6月2日
「ア゛?俺の顔が気になるか?」
またみょみょ、と首を動かす。
その顔は光に嫌われてるかの如き漆黒で、裂けているかのような大口があるのはわかるが、それ以外の目などの部位は判別が難しいだろう。なんなら羽の境も見えないだろうか。
オーリヴェル
「良いんですよ。災難とはいえ、地元から離れる機会を得られた…
「地元からねぇ
それならある意味では僥倖なのかもしれないわネ」
「ふふ、そうなるわね
お互いに楽しみましょう?此処は割と暇しなさそうだし」
紅梅
「褒めてもなーにも出ないわよ〜?ふふ
ありがとね」
そして…
「良いんですよ。災難とはいえ、地元から離れる機会を得られたのはいい事ですから」
「ここ色々な場所から、色んな人が来ているんですよね。楽しみです」
オーリヴェル
「いえいえ…本当にお綺麗ですから」
あはは…と苦笑い気味。素…
「褒めてもなーにも出ないわよ〜?ふふ
ありがとね」
そして彼が何処からどのような手段で来たかと聞けば
「あら、事故…招待状によって来れるからそんな事故も起きてしまうんでしょうね
災難だわ」
タズさんも事故のようであるし
「顔…………顔?」
そういえばお兄さんの目どこだ?なんて。まさか口から出るわけもないですが目線で探してるのはバレバレでしょうね。
「自己紹介、まだでしたね…僕はオーリヴェル。オリヴァとか、好きにお呼びください。姓は一応ウリエルです」
「いいじゃねぇか。一貫性があることは良いことだろ。……かく言う俺も年がら年中真っ黒黒だがな。」
んなビビんなよ、と言わんばかりに首を戻した。
「俺ァデケェからな、こうしねェと顔がよくわかんねェんだ。」
紅梅
「綺麗だなんて、お上手ね♪」
綺麗なんて言われたらそれはもう…
「いえいえ…本当にお綺麗ですから」
あはは…と苦笑い気味。素でこの笑い方です。
「ウーラノス…聞いた事ない場所ですね。僕はシグリヴルドっていう極北から事故で来ました。うっかりその招待状に触れてしまって…」
オーリヴェル
「あは……は…ありがとうございます」
近場に椅子あるし、せっ…
「綺麗だなんて、お上手ね♪」
綺麗なんて言われたらそれはもう…嬉しいわけで
「アタシはウーラノスって世界から来たわ
招待状もこの通り」
懐から取り出した招待状を見せつつ
正規の招待客らしかった
「異世界なんて凄く興味がそそるからそりゃあ抱えていた仕事終わらせて来たってワケ」
タズ
「そうだな、多少の汚れは夜闇が塗り潰す。だから、俺らみたい…
「…悪そうな割には、場を弁えるのね。」
悪に傾く者は目立つか控えるか。
食事を配慮するのは多少なり気配りは出来るのだな。
…なんて、変に広げては確かに食事もしづらくなるだろうと彼女もまた果物を食すのであった。
綺羅々星のパトリシア
「ふぅん…そう、灯りばかりでつまらなさそう。」
奇しくも共…
「そうだな、多少の汚れは夜闇が塗り潰す。だから、俺らみたいなのも居るってところだろうぜ」
俺“ら”。同僚がいると言ったように、何がしかの組織にいるらしい。
「まぁ、きな臭ェ話は飯を不味くするか。」
ちょんちょんと鋭く長い嘴で、器用に小海老のフライを食べていく。
タズ
「まァそうだなァ、昼が無ェ場所だったから、昏いもんだぜ。」
…
「ふぅん…そう、灯りばかりでつまらなさそう。」
奇しくも共通点があるな、と考えつつ。
甘い葡萄の身に舌鼓を打ちつつ、少女は軽く頷きを見せた。
「昏ければ多少の悪さも目立たなさそうね、そうでしょう?」