中央広場
2026年6月2日
ヒサト
「ど、ども…」
犬扱いに困惑しながらジャーキーを受け取る…
「かわいいねえ〜どちたの〜!」
きゅるんきゅるんの声(それも成人男性の!)
どうもしてねえよ。どうかしてるのはこいつだ。
食べるのならそれをじっ…………と観察しているだろう……
「名前覚えるの大変だから、忘れてたらごめんなさい」
これだけ個性的だと名前がすっ飛んでしまいそうなので、先に謝っておくことにしたそうです。
そんなふうにしながら、周りを見て。
「本当に個性的なヒトばかりだな」
と、ポツリとつぶやくことでしょう。
「そういえば、投票はもう行った?
ボクはもう少し考えてから入れることにしたかな」
「きつねだったか。ふかふかで良い毛皮をしている」
「イングランドは聞いたことがあるな。といっても君の世界のそれとは異なるだろう。私の世界はほぼ全土が粘菌に覆われてしまってね。それらの単に名前だけが残っているのだ」
そうなると君の世界の別の次元なのだろうか、とかなんとかブツブツ言い始めた。怖いね。
「名前がないと不便じゃないか?」
「そこのなーさんはおそらく三男だな。上に二人姉が兄がいる。なぜなら自分で発音できるから」
そうかなあ?
けもものけもの
「けもも!けっけもも〜!」
ぴょんぴょんとその場で。こっち…
- とたた あしおと。
*なでる! なでるよ!*
- ふあふあに こうふんしている
- それでもゆっくり そーっと なでるだろう
「初めましての人は初めまして。
ビィって言うよ。ウース族のビィ」
はじめまして、と会釈をして挨拶をします。
「旅をしてたんだけど、招待状をもらってこのまちに来たんだ。
今日で2日目になるかな。まちの人にはまだ会ってないけど…」
「チョコミントが増えたね。君のことではないが、こんばんは。そのツノと尻尾、ウシのように見える」
「そちらの白い少女は……(どっちだ……?イヌか?ネコか?先ほどの少年のようにオオカミなのか?)……可愛らしい耳と尻尾をしているね」
濁した。
「もふという語彙もあるのなら4種類か。逆転したな、おめでとう」
「彼は少なくともニホン種ではなさそうだ。いやそうだろうか(懐疑)」
「私も特に何のスライムか判明していないから、そういうものだろうな。しかしイヌではないのか。そうか……」
「少年。ジャーキーは好きかね」
干し肉を取り出した。