中央広場
2026年6月3日
「うッ 自身の気持ちを正直に言えるその心の強さ!
精神が高尚かつ美しい……なんて気高き精神性…………」
推せる。
「あぁ認知される 拙者が認知肯定オタクで良かったです
こんにちは、あるいはこんばんはでございます。オタクです」
無敵かもしれない。オタクは無敵(語弊がある)。
推し活を肯定された!肯定してくれるとは 推せる……!
「そういえば、いかようなお話をしていたのでしょう?
是非ともこの不精のオタクに教えて頂きたい。
あわよくば会話している姿を見せて下さい 金なら払えます」
「如何にも!!!」
自分が言えないからって言えてないのはOKだ。
言おうとしているだけ偉いので。
「フッハッハ!我と共に此の地に†伝承†を紡いでいこう……さらばだ!!」
さっき血塗られた歴史とか言ってたのに……。
ばさばさと翼を見せつけてどこぞに行ったのだろう。
「………エインディヒゥンである!!!」
なんかめちゃくちゃ噛んでる。
なんかめちゃくちゃ噛んでた。
なのにしっかり名乗ったのでキメ顔をした。
「フッハハハハハ!!!!貴様らもこの町に†選ばれし使徒†なのだろう?
短い間だとは思うが宜しく頼むぞ!フハハハハハ!!!!!」
「ふーっはっはっはっは!!!!!」
「†漆黒の堕天使†たる我を喚ぶとは此の町長もまた豪胆な者よ……。
我が此の地に†血塗られた歴史†を創り上げて見せよう、
ハーッハッハッハッハ!!!!」
うるせー天使がでけー声で何かを宣っている。
「まぁまぁ人がいるわねぇ。」
と、呟きながら足を運んだのは成人男性よりやや高い身長をしたピンクのフラミンゴ。
長い首の先は鳥としての顔ではなく金髪の少女の顔があり、これまた長い長い金髪を垂らしていたのであった…
「…鳥ばかりでないことは分かったけれど…」
少なくとも真っ当な人間はいないな、と溜め息。