中央広場
2026年6月2日
「おぉ!ねこちゃん!おぉねこちゃん!」
同じぐらいになった貴方にすり寄るだろうか。
「ん~!ねこちゃん!ねこちゃん!黒猫は不吉とか言われてるけど甘えん坊で人好きな猫が多いから実は飼いやすいとされており!」
メネ
「グラファイトも楽しいのだから?」
そうだったらいいなと…
あなたの言葉に、少し動きを止めた。
とても嬉しいことを言われた。
楽しい。幸せ。本当だろうか。こんなに汚れたドレック(滓)に触れられても、それが発生するのだろうか。
あなたのあたたかな言葉に、なんと返せば伝わるものか、鉛筆はゆらゆらと図形を描いている。
2026年6月1日
グラファイト・ドレック
あなたの笑い声に合わせるように、足元の鉛筆はゆらゆらと揺れ…
「グラファイトも楽しいのだから?」
そうだったらいいなと思っている。
「メネは今、幸せなのだから」
誰かに触れられるというのは幸福なことで。
メネはそのことを何となく理解している。
メネ
「んふふ」
指の背で頬を優しく撫でられて。
幸せそうな、…
あなたの笑い声に合わせるように、足元の鉛筆はゆらゆらと揺れた。
揺れるたびに、あなたの笑い声の形の図形が記されていった。
そうして、ゆらゆら揺れる身体は、その笑い声に呼応するように、さらさらと粉が触れ合う音を立てた。
なんだか一緒に笑っているような気分だ。
「んふふ。狼は広く住んでるよねぇ。犬との違いと言えば胸郭だねぇ」
「犬は狼が家畜化したともいわれてるから近いよねぇ。君は何狼似かな?ツンドラオオカミ?イタリアオオカミ?」
すごくしゃべりだした。
「もう少し近づいてみる?狼に」