中央広場
2026年6月13日
「...そのまま外にでたさ サツにも、病院にも世話になりたくねぇからさ」
「壁に腰掛けて、死のうと思ったんだが...奇妙な感情が頭を逡巡した。」
「...『ああ、人を助けたって...なんか...気持ちいいなって』」
「そう思った瞬間、急に死にたくなくなってな でもどうしようもできねえと思って」
「......さっきまであんなに嫌ってた星に、祈ったんだ」
「...まだ、生きたい、と。」
「...それから俺は今の姿になった。悪人を裁く剣と、そして戒めのために。もう片手には包丁を持ち。」
「...サバクモノ そう名乗り始めたわけだ」
2026年6月12日
「ま。そうやって過ごしててな…事件は起きた」
「…その保護施設に名が知れた強盗殺人犯が入り込んできた。」
「窓ガラスが割れた音、鳴り響く怒号…そんときまともにやりあえそうなのは…俺くらいしかいなかった」
「…戦ったさ」
「ガキどもには死んでも触れさせねえと、必死に相手の包丁を奪ってな」
「…なんとか、被害は……最小限で済んだけど…」
「ま。そんなことした俺がどうなったか言わなくてもわかるな?」
「……そうだ、満身創痍…死にかけた」
「…まず先に前提を言うとな そん時の俺は星の子には嫌悪感を持ってた」
「一度、王に話しかけられたことはあったけど」
「ごめんだねって 突っぱねたよ」
「超常的な力。強い肉体 メリットは何でもあっただろうけど」
「50億年。まともには死ねない 俺はそのデメリットが大きすぎた」
「…そんな生きたい理由なんて何もなかったからな」
「…ま 俺が頑固なだけだともいうよ」
「あそこで誰かが見捨てても 薄情とは思わねえさ」
「…ま、ちょいというなら、あれだな」
「俺は昔…てか数年前か普通に人間のおじさんだったんだよ」
「身寄りのないガキどもを保護する仕事をしててね…」